新型コロナに感染した男性職員の家族、検査で陽性判定 岡山県内で7人目

医療・福祉
         

 岡山県は2日、新型コロナウイルスに感染した岡山市職員の50代男性と濃厚接触した同居家族3人のうち、40代の妻と10代の娘がPCR検査で陽性と判定されたと発表した。県内の感染確認は計7人となり、県内で接触者の感染が明らかになったのは初めて。
 県によると、妻は事務職の会社員、娘は大学生で、いずれも症状は出ていないが同日、医療機関に入院。2人と濃厚接触した可能性があるのは別居の家族1人で、無症状いという。
 妻は3月28日から仕事を休み、自宅で男性の世話をしていた。娘は男性に同行して沖縄に行った後、29日から3日間、岡山市内と早島町内の飲食店でアルバイトをしていた。
 県は、娘のアルバイト先での濃厚接触について「無症状のため感染リスクは低いと考える」としながら、2店舗内の消毒と従業員の調査を進める方針。


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