岡山県津山市、県下初の「おくやみ窓口」を開設

行政・公共
         

 岡山県津山市は25日、死亡した人に関する手続きを原則1カ所で行う「おくやみ窓口」を、県下で初めて6月1日から津山市山北の市役所本庁舎1階市民窓口課に開設すると発表した。
 手続きが多様で、どの窓口に行けばいいかわからない、複数個所で同じことを説明、記載しなければならないなど、遺族の負担軽減を図る狙い。一般的に可能な手続きは世帯主変更届、未支給年金請求、市税代表相続人指定届など。
 事前予約制で、予約受け付け時に聞きとりを行い必要書類などの用意、関係部署の職員の情報連携などをしておく。当日は午前9時半から午後4時半までの予約時間に、市民窓口課の「7番窓口」で応対。それぞれの担当課職員が窓口に出向き、各種手続きを行う。
 また、当初予定していた個室での対応は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は使用しない。
 同窓口に関するチラシやハンドブックを火葬許可証と一緒に届け出人に交付する。
 市は「これまではお待たせしたり、それぞれの窓口を移動していただくなど、悲しみの中にあるご遺族に大きな負担をかけていたが、大幅に緩和できる。待たない、迷わない、安心を考慮したより住民目線の環境を整備した」としている。
 予約は(℡0868-32-2072)。
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手続きに必要な項目が点検できるハンドブックとチラシ


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