岡山県真庭市、市内看護師養成所の在学者を対象とした奨学金貸付事業を開始

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 岡山県真庭市は18日、市内看護師養成所の在学者を対象とした奨学金貸付事業を始めると発表した。25日開会の6月定例市議会で関連する補正予算504万円を盛り込んだ補正予算案を上程する。
 真庭市は、人口10万人あたりに換算すると看護師人口(2016年12月末現在)が全国905.5人、県1178人をやや上回る1178.9人となっている。一方、世代別にみると50歳代以上の占める割合が42%となっており、若手の人材確保が急務となっている。
 奨学金は1〜3年生が月額1万5000円、4、5年生が同3万円を無利子で貸し出す。また、卒業後、市内医療機関に貸付期間相当の年数勤務した場合、奨学金の4分の1以内の額を免除する。このほか、奨学生が勤務する市内医療機関などによる奨学金4分の3以内の代理返還制度もある。
 財源は、企業版ふるさと納税を原資に積み立てた市未来を担う人応援基金を活用する。


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