岡山県真庭市は1日、新型コロナウイルス感染予防対策として、ふるさとへの帰省ができない市外の子どもらに真庭の地域産品を送る際、送料・商品代金の3割を負担する「真庭おもいやり事業」を始めると発表した。8日開催の臨時市議会で関連する補正予算1500万円を上程する。
市のふるさと納税に登録された商品の購入が対象。商品出品者に3000円、5000円など1万円を上限に送料込みで区切りのよい金額の詰め合わせをつくってもらい、送る側はその中から選んで金額の7割で購入できる仕組み。
これにより、市内食品製造などの経済支援、ふるさと納税産品の販路開拓などを見込んでいる。
岡山県真庭市が「真庭おもいやり事業」を始める