岡山県教委は9日、県立中高一貫校4校の2023年度入試出願状況を発表した。このうち津山中学校(岡山県津山市椿高下)は定員80人に対して148人が出願。競争率は1・9倍で、前年度と同じだった。
4校全体では総定員480人に対し、1299人(前年度1367人)が出願。平均競争率は2・7倍で前年度(2・8倍)を下回り、現行の4校体制となった15年度以降最低となった。
このほか岡山操山中(定員120人)は競争率2・9倍、倉敷天城中(同120人)2・7倍、岡山大安寺中等教育学校(同160人)3・0倍。
県教委高校教育課は「児童数は前年度に比べて微増している中、各校ともコロナ禍に応じたアピールを実施している。減競争率低迷の要因については分析中」としている。
4校とも先月30日から2日まで出願を受け付けた。入学者選抜(適性検査と面接)の実施は来年1月7日。結果は同20日までに受験者に通知される。
岡山県立中高一貫校4校の2023年度入試出願状況