岡山県立中高一貫校2024年度入試出願状況発表 平均競争率2.7倍 15年度以降最低水準/岡山

行政・公共 津山朝日新聞社
         

  岡山県教委は8日、県立中高一貫校4校の2024年度入試出願状況を発表した。このうち津山中学校=岡山県津山市=は定員80人に対して173人が出願。競争率は2.2倍で前年度(1.9倍)を上回った。

 4校全体では総定員480人に対し、1275人(前年度1299人)が出願。平均競争率は2.7倍で前年度並みとなり、現行の4校体制となった15年度以降最低水準。

 このほか岡山操山中(定員120人)は競争率2.9倍、倉敷天城中(同120人)2.3倍、岡山大安寺中等教育学校(同160人)3.0倍。

 県教委高校魅力化推進室は「児童数が前年度に比べて約2%減っており、競争率低迷の一因と考えられる」としている。

 4校とも先月29日から1日まで出願を受け付けた。入学者選抜(適性検査と面接)の実施は2024年1月6日。結果は同19日までに受験者に通知される。


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