岡山県美作市、福祉関連の資格所得目指す学生対象の奨学金制度を開始

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 岡山県美作市は2日、介護、福祉関連の資格取得を目指す学生を対象とした奨学金制度を始めると発表した。5日開会の6月定例市議会で関連する補正予算を盛り込んだ議案を提出する。
 対象は、市内在住か、親が市内に在住し、生計を一にしている学生。大学、専門学校などで▽社会福祉士▽介護福祉士▽作業療法士▽理学療法士▽柔道整復師―のいずれかの取得を目指す人。月1万円、最大2年間給付し、返済は不要。初年度は受給者を9月ごろまでに決め、今年4月までさかのぼって支給する予定。年間15人程度。
 今年3月、市内在住者から介護や福祉を学ぶ人たちのために役立ててほしいと匿名で1000万円の寄付の申し出を受け、6月議会で「市介護・医療関係奨学基金積立金」を創設して繰り入れ、初年度分として180万円を計上した。


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