岡山県がまとめた5月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて14施設が全休となったため、全体で13万7629人と前年同月比85.1%減で過去最大の落ち込みとなった。
3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計し、美作県民局エリアの10施設は、津山城=津山市=、津山まなびの鉄道館=津山市=など4施設の全休が響いて4万5632人、前年同月比83.7%減となった。
備前県民局エリアの10施設は、岡山城=岡山市=や後楽園=岡山市=などが全休したため、6643人、同97.9%減。備中県民局エリアは大原美術館=倉敷市=などが休業し、8万5354人、同73.5%減だった。
同調査は2018年7月の西日本豪雨以降、30カ所の月別利用者数を集計し、前回に続いてホテルや旅館の利用状況も調査。任意に選んだ50施設のうち、回答が得られ42施設の宿泊者数は前年同月比80.2%減となった。
岡山県観光施設調査
- 2020年6月19日
- 行政・公共