来年の巳(み)年にちなんだ「干支(えと)展・巳―創意あふれる“巳”の干支作品がずらり!―」が西新町のうき草やで開かれ、ヘビをデザインしたさまざまな工芸作品が訪れる愛好者らの目を楽しませている。7日まで。
津山市や美作市、美咲町などの手仕事作家10人による約170点を展示。今年はワラ細工が初お目見えしたほか、竹細工や焼き物、古布、磨研土器といった多彩な素材を生かした愛らしく個性あふれる作品が並ぶ。さらに福祉作業所「どんぐり工房」で作られたさをり織りの鮮やかな壁掛けも魅力的。
小田中の女性は「ユニークな作品やワラ細工など見ているだけでも楽しめるし、伝統を感じることができる。いい年を迎えられそうな気持ちになる」とにっこり。
店主の金田美智子さんは「干支は生活にとけこんだ文化の一つ。毎回楽しみに来てくれている人もいるので、初めての人も気軽に見に来てほしい」とPRしている。午前10時半~午後5時(月、火曜日定休)。