地元食材とだしを活用したレシピコンテスト(通称・だし活)に向けて津山東高校食物調理科2年生は25日、市特産品・ショウガへの理解を深めようと、岡山県津山市上横野の畑で植え付けを体験した。10月に収穫する予定。
生徒40人が参加し、農家・中井秀男さん(78)が所有するほ場(約4アール)で作業開始。植えるのはオオショウガという品種で中井さんから実物を見せてもらいながら説明を受けた後、あらかじめ耕された畝(うね)の間に整列。「20センチの間隔で種株を置いていって」などと手順を教わりながら動き、最後はくわや手で丁寧に土をかぶせていった。
勝山莉愛さん(16)は「津山市産のショウガは聞いたことはあるものの、意識したことは無かったので話が聞けてよかった。おいしいレシピがつくれるように今から研究していきたい」と話していた。このほか、市産小麦にまつわる話にも耳を傾けた。
だし活は今年で14年目になる企画で、同校とスーパー・マルイ、食品企業・味の素、JA晴れの国岡山が連携して行っている。
