市選挙管理委員投票選挙

行政・公共
         

 津山市議会は22日、任期満了に伴う市選挙管理委員と同補充員を指名推選ではなく投票で選んだ。投票選挙を行うのは異例で、記録が残る中では同市議会で初という。
 各4人の指名推選を予定していた。指名推選は出席した全議員の同意があれば投票をせず当選人とするが、一人でも異議がある場合は投票で決めることになっている。
 河本英敏議員が異議を出し、数十分の休憩の後、投票を行った。議長を含め出席した27人が単記無記名で投票。開票の結果、8人全員が当選者に決まった。
 河本議員は取材に「選挙での不正に対する選管の取り組みをこれまで求めてきたが、不十分で機能していない。対策を徹底してもらうよう、一石を投じた」と話した。他の議員からは「説明がなく、何のために投票選挙にしたのか分からない」といった声が聞かれた。


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