岡山県津山市在住の陶芸家・鈴木禎三さん(51)が15日、島根県の安来市加納美術館での企画展開催を前に、山北の市役所を訪れ、谷口圭三市長を表敬訪問した。
企画展は「碗の中の小宇宙 鈴木禎三展」と題し、18日から4月5日まで開催。「曜変天目」に魅せられ、長年にわたり制作を重ねてきた鈴木さんの代表作を中心に、茶わんや備前焼などを展示する。
鈴木さんは2002年から津山市に拠点を置き、国宝「曜変天目」に着想を得た独自の表現を追求。市内外で作品発表を重ねながら、創作活動を続けている。
この日は、鈴木さんが「国宝に近づくことが目標。富士山に例えるならば、やっとふもとまでたどり着くことができた。曜変が醸し出す謎めいたところを多くの方に楽しんでいただきたい」と話し、谷口市長は「津山の作家のこうした活躍を大変うれしく思う。碗(わん)の中に広がる不思議な魅力を全国の方に届けてほしい」と、今後の活躍に期待を寄せた。
