津山市教委は28日、弥生小学校(大田)の児童2人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったため、同校を同日、学校閉鎖にしたと発表した。
有本明彦教育長が市役所で会見。2人は2年と3年の女子で、PCR検査を受けて27日に陽性が判明し、保護者から学校に連絡があった。無症状で、家庭で療養しているという。校舎の消毒は昨日行われた。
保健所などによる濃厚接触者の特定に時間を要すことなどから学校閉鎖を決めた。閉鎖期間は調査結果を踏まえて判断する。同校の児童数は491人、教職員は約40人。
有本教育長は「子どもたちが安心、安全を第一に学校生活を送ることができるよう改めて感染防止対策の確認と徹底に取り組んでいく。新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性がある。感染した児童の一日も早い回復を願いたい」とした上で、「市民には当該児童、その家族に対する誹謗(ひぼう)中傷などが絶対に行われないよう、冷静な行動をお願いしたい」と述べた。
弥生小を臨時休校
- 2021年1月28日
- 教育・保育・学校