岡山県津山産小麦を使ったご当地スイーツ「津山ロール」の夏バージョンの販売が1日、市内や鏡野、美咲町の和菓子、洋菓子店で始まった。津山市の姉妹都市・沖縄県宮古島市産のマンゴーをふんだんに使っており、出荷が終わる月末まで販売する予定。
津山菓子組合に加盟する9店舗それぞれが、オリジナルケーキを製作。新鮮なマンゴーをトッピングするほか、果肉で作った葛餅、マンゴーピューレを混ぜたバタークリームを巻くなど、果実の甘味と酸味が引き立つように工夫を凝らしている。
宮古島市産マンゴーを使用したロールケーキは、縁組締結50周年を記念して登場して以来8年目になる。1本1944円(税込み)で、店舗によって予約が必要な場合もある。
販売店のアンジェ(山北)の山本隆之マネジメントオーナーは「すでに問い合わせがたくさん来ている人気商品。今年は豊作でみずみずしくておいしいマンゴーを使ったので早速味わってもらいたい」と話した。
アンジェを除く販売店は、パティスリー・フランセ(林田)、大文字本舗(小原)、WAKANA(鏡野町吉原)、松月堂(東一宮)、昭和堂(美咲町久木)、ナポレオン(川崎)、旬菓匠くらや(沼)、ザ・シロヤマテラス津山別邸(山下)。
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販売が始まった各店舗の津山ロール夏バージョン
当地スイーツ「津山ロール」