花き生産者グループ・六花塾が育てた洋ランと福岡保育園児のフラワーアレンジメント作品展が30日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山2階で始まり、買い物客らの目を楽しませている。6月1日まで。
毎年開かれる恒例の展覧会で、同施設の吹き抜け近くに洋ラン約30品種150鉢と同園の年長児8人が花育活動の一環で制作した花かごを展示している。洋ランは白や薄紫色のカトレアのほか、一株にたくさんの花を咲かせたデンドロビウム、大きな袋がある不思議な形のパフィオペディラムなど、定番からあまり見かけないめずらしい品種までずらり。
いっぽう園児たちの力作は白や赤色のカーネーションのほかに黄色やピンク色といった色とりどりの花々を思い思いに飾り付けており、花の色合いや配置の仕方に個性がうかがえる。訪れた人たちは感心しながら一点一点をじっくりと観賞していた。
六花塾の八木楠夫会長(78)=河面=は「子どもたちの作品は自身で考えて作ったもので、その発想力と豊かな感性に驚く。ランもきれいに咲いているのでぜひ見に来てほしい」と話している。
洋ランについては販売も行っている。
