第49回県北写真展(県北写真連盟主催、津山朝日新聞社など後援)が16日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、多彩な被写体をとらえた情感あふれる意欲作に来場者が見入っている。20日まで。
同連盟に所属する愛好家グループメンバーや一般公募の参加者、市内の高校生らの計229点を展示。
日常では見落としがちな風景を新鮮な視点で捉えた作品や、生き物の朗らかな表情、各地で開かれた祭事など、色彩あふれる写真に魅了される。
同連盟会長の杉山和美さん(68)は「レベルが高く目を引く作品が多数出展されていて、さらに若い感性の写真には会員としても勉強させてもらえている。今回は全体的にカラフルなタッチが多く、さまざまな色彩を楽しむことができる」と満足の様子。
主な入賞者は次の通り。(敬称略) ▽県北写真連盟会長賞=杉山和美「赤い球体」▽津山市長賞=宮本美幸「両手に花」▽山陽新聞社賞=本郷正志「おわら酔舞」▽津山朝日新聞社賞=土井啓州「涼やかに」