重要伝統的建造物群保存地区にある西寺町の愛染寺でも次々に開花。希少品種を中心に約100種あり、「鳳舞」「美装」といった深紅や白、ピンクの花々が鮮やかに咲いている。
歴史ある寺に彩りを添えるボタンは風のない静かな朝、境内を独特の香りで包むという。つぼみも多く、これから「新神楽」「紫晃」などが咲き、5月の大型連休明けまで楽しめる。
先代住職のころから栽培し、株を増やしてきた。八重桜も満開を迎えており、参拝者たちがゆっくりと散策しながら優雅な花の姿を堪能している。中庭では真っ赤なキリシマツツジも咲き始めている。
p
愛染寺の境内を彩る美しいボタン