岡山県真庭市は、申請を受けて発行した2人の戸籍謄本(とうほん)を郵送する際、双方の証明書を入れ違えたまま誤送付した発表した。
市民課によると11月13日、「真庭市スマート申請」を利用して請求した2人に対して、封筒の中身と宛先を十分に確認しないまま送ったという。請求者本人からの連絡により判明。2人には電話や訪問をするなどして謝罪し、誤って送った謄本を回収した。
証明書には、戸籍の筆頭者と家族の氏名や本籍などが書かれていたが、個人情報の漏えいよる被害の報告はない。
同市は「複数人で確認を行うなどの体制を整えて再発防止を防ぐとともに、個人情報の適正な取り扱いを徹底していく」としている。