押入の皆木千代子さんが満100歳の誕生日(23日)を迎えるのを前に22日、市の職員が皆木さんの自宅を訪問し、長寿と健康を祝った。
皆木さんは1921(大正10)年、川崎で生まれ、美作高等女学校を卒業後、津山郵便局本局に入局。24歳の時に営林署に勤めていた元一さんと結婚。一緒に北海道や和歌山、三重県、新見市など県内外で、転勤生活を送った。
定年後は元一さんの実家のある津山にもどり、2人で野菜づくりに励むほか、友人らと湯郷温泉行くなどして充実した日々を過ごした。子3人、孫7人、ひ孫8人に恵まれ現在は、週2回のデイサービスで友人らとおしゃべりをしたり、家では晩酌やテレビの推理ドラマを楽しんだりしている。
この日、藤井浩次市社会福祉事務所長から市長の祝い状と記念品(掛け布団)が贈られた。皆木さんは「なるべく自分でするようにし、周りに手間をかけないようにしたい」と笑顔で話した。
市内の100歳以上のお年寄りは皆木さんを含め、104人(うち女性は99人)となった。
押入の皆木千代子さんが満100歳の誕生日
- 2021年3月23日
- 100歳(百寿)