新型コロナ「第8波ピーク越え」伊原木知事 医療ひっ迫警報は継続

行政・公共 津山朝日新聞社
         

 伊原木隆太知事は2日の定例記者会見で、新型コロナウイルス流行「第8波」について「ピークアウトしている」と述べ、収束に向かっているとの見解を示した。県独自に対策を求めている「医療逼迫(ひっぱく)警報」は今後の感染状況や病床使用率などの推移を見極め、解除の時期を検討する。
 知事は「一番心配な状況ではなくなった」とした上で「病床使用率はまだ5割を超えており、オミクロン株は感染力が強く、引き続き感染対策の徹底をお願いする」と述べた。現在レベル3(医療負荷増大期)としている切迫度の見直しについては「もうしばらく判断してお伝えしたい」と言い添えた。
 県内では昨年10月下旬から新規感染者が増加し12月20日、医療逼迫警報を発令。1月12日、感染状況の切迫度を4段階で2番目に深刻なレベル3に引き上げた。一時は病床使用率が70%を超えたたが、1月後半からは減少傾向が続き、
2月1日時点の病床使用率は52・0%。


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