岡山、倉敷市で16日、新型コロナウイルスの感染者計32人が確認された。倉敷市19人、岡山市13人。倉敷市内の高齢者福祉施設と知人間の会食の場、岡山市内の医療機関で県内21、22、23例目となるクラスター(感染者集団)が発生。倉敷市内の高齢の患者1人の死亡が公表された。県内での陽性確認は857人(再陽性を除く)、患者の死亡は12人となった。
倉敷市の患者は、20〜90代の男女18人と年代非公表の介護従事者女性1人。このうち介護従事者女性と80〜90代の男女3人がクラスターと判断された高齢者施設関連で、すでに感染が判明している同市の利用者ら3人の濃厚接触者としてPCR検査を受け、陽性と判明した。さらに60〜80代の男女4人は、すでに感染が判明している60代男性と市外の1人とともに会食を共にしており、クラスターと判断された。このほか感染経路不明は2人、すでに判明している患者の濃厚接触者8人。70代男性1人が中等症、あとは軽症か無症状という。
岡山市の患者は、20〜50代の男女10人と年代性別非公表の3人。
このうち30代医療従事者男性は、15日に医療従事者4人の感染が公表された岡山大学病院に勤務しており、クラスターと判断された。このほか感染経路不明が7人、すでに判明している患者の接触者5人。40代男性1人が中等症、あとは軽症か無症状という。
新型コロナウイルスの感染者計32人
- 2020年12月17日
- 医療・福祉