県は29日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、「オミクロン株リバウンド防止特別対策期間」が31日で終了するのに伴う協力要請の内容を決めた。4月から改正特別措置法に基づく要請は大半を解除し、基本的な感染対策を継続しながら社会経済活動の両立を図る。
期間は当面の間とし、県民に対して▽重症化リスクの高い人に対する感染リスクの高い行動の回避▽体調不良時はすぐ受診する▽会食は少人数、短時間にし、第三者認証など防止策が徹底された店を利用▽「マスクコード」を順守するなど基本的対策の徹底▽ワクチン接種の推進―などを啓発。
飲食店など事業者への要請は業種別ガイドラインの順守、イベント開催時の人数上限や収容率などの制限は継続する。
新型コロナウイルス対策本部会議