岡山県津山市は26日、20日に開設した新型コロナウイルス感染症対策本部総合相談窓口に寄せられた相談状況を明らかにした。25日までの6日間の相談合計は167件で、24日に市内初の陽性確認が出て以来、相談内容に大きく変化が出ている。
相談は1日平均約28件。主な内容は感染不安43件で最も多く、次いで給付金関係35件、その他31件と続いている。
感染確認前の24日と確認後の25日を比較すると、感染不安は1件が28件と激しく増加。受診相談も1件が3件に増えた。一方で給付金関係は10件が1件に減った。また、風評や偏見などの相談が感染後には2件あるなど、啓発活動の強化や正しい情報の迅速な提供が求められる。
市では「誹謗中傷やデマなどには毅然とした対応をしていく。日常生活を一刻も早く取り戻すため、一丸となって取り組みたい」としている。
新型コロナウイルス感染症対策本部総合相談窓口 相談状況まとめ/岡山・津山市
- 2020年4月27日
- 行政・公共