岡山県は、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生が相次いだことを受け、県独自の感染症対策専門家チームの体制を拡充し、平時から事業所などに助言をする「感染予防班」を新たに設ける。
2日に開いた感染症対策委員会で報告。感染症や公衆衛生の専門医ら約40人で編成している専門家チームは、これまでクラスター発生後に派遣する「対応班」を主に活動してきた。感染予防班は行政や事業所の要望に応じて研修会などに出向き、業務スペースの適切な席の配置や消毒方法、従業員の感染予防といった対策の徹底を図る。
今月は、感染が相次ぐ県北部で飲食店関係者や事業所向けの研修会を予定している。
新型コロナクラスター受け県独自の感染予防班新設
- 2020年11月5日
- 行政・公共