新型コロナ感染状況

　岡山県内で４日、５日、新型コロナウイルスの新規感染者計２７４人、患者３人の死亡が確認された。４日が１４１人、５日が１３３人で、新規確認数が前週の同じ曜日を下回るのは13日連続。県内の感染確認の累計は１万４２２２人、死亡の累計は１３２人となった。
　４日の内訳は、津山市８人、鏡野町１人、岡山市56人、倉敷市41人、備前市６人、早島町５人、笠岡市４人、高梁、玉野、井原、赤磐、浅口市、和気町各１人、県外在住者２人。
　津山市の患者のうち、10代男子２人は、クラスター（感染者集団）が発生している高校の生徒。無症状という。一連の感染者数は11人となっている。
　クラスター以外では、20代会社員女性と30代会社員女性は先月30日に感染が公表された20代女性（同市）の職場の同僚。別の20代会社員女性、20代会社員男性もこれまで感染が判明している患者の接触者。さらに別の20代会社員男性、20代公務員男性は感染経路不明で、発熱やけん怠感などの症状から検査を受けた。いずれも軽症という。
　鏡野町の患者は、20代会社員女性。感染経路不明で、のどの痛みから検査を受けた。軽症という。
　このほか備前市の会社の寮では県内１７１例目のクラスターが発生している。
　５日の内訳は、津山市５人、美咲町１人、岡山市61人、倉敷市41人、総社市９人、笠岡市６人、備前市４人、浅口市２人、玉野、瀬戸内、井原市、里庄町各１人。
　津山市の患者のうち、10代アルバイト女性、70代会社員女性はこれまで感染が判明している患者の接触者。20代女子学生はアルバイト女性の同居家族。10代会社員男性、50代会社員男性は感染経路不明で、発熱などの症状から検査を受けた。いずれも軽症か無症状という。
　美咲町の患者は、60代パート職員女性。感染経路不明で、けん怠感などの症状から検査を受けた。軽症という。
　このほか総社市の放課後児童クラブ、倉敷市の会社２社で県内１７２〜１７４例目のクラスターが発生している。