岡山県は19日、新型コロナウイルスに関する直近1週間(11〜17日)の県内の感染状況を公表した。新規感染者数が減少傾向にある中、変異株が確認されたことなどをふまえ、総体的に「ステージ2(漸増)」を維持する方針。
政府の新型コロナ感染症分科会の指標7項目で、直近1週間の病床占有率は15・7%で前週(15・7%)から増減なしだが、うち重症者病床の占有率は8・1%と前週(13・5%)より5・4㌽ダウンした。
直近1週間の感染確認数は36人で前週(56人)を大きく下回り、人口10万人当たりの新規感染確認数は1・90人(前週2・96人)、人口10万人当たりの全療養者(入院者、自宅・宿泊療養者)数も4・71人と前週(5・08人)より減少。
会見で伊原木隆太知事は「感染状況は落ち着きを見せているが、これから年度末に向けて人の移動が増える時期になる。県民には緊急事態宣言地域との不要不急の往来を控えるなど、特措法に基づく要請への協力を引き続きお願いする」と述べた。
新型コロナ県下1週間
- 2021年2月20日
- 行政・公共