岡山県内で15、16日、新型コロナウイルスの新規感染者356人、これまで感染していた患者3人の死亡が確認された。15日は過去3番目に多い185人、16日は171人で、11日連続の100人超。うち美作地方は2日間で津山市7人、真庭市10人、久米南町1人。真庭、総社、岡山市では県内86〜88例目のクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染確認の累計は今月10日の5000人到達からわずか6日間の最速ペースで6000人を超え、6135人となった。死亡の累計は71人。
15日は、津山市、真庭市各5人、久米南町1人、岡山市111人、倉敷市39人、新見市6人、瀬戸内市5人、総社市4人、備前市3人、高梁、笠岡、井原、浅口、玉野市、早島町各1人。
津山市の患者は、20代会社員男性2人、40代会社員男性、50代無職男性、60代会社員女性。20代男性2人と40代男性は、10〜13日に感染が公表された同市や岡山市の患者の濃厚接触者として検査を受けた。50代男性と60代女性は感染経路不明で、けん怠感の症状が出たため医療機関を受診して検査を受けた。いずれも軽症。
真庭市の患者は、10代男子、40代公務員男性、40代介護従事者女性、80代女性、90代以上男性。10代男子と高齢の2人は感染経路不明で、発熱などの症状が出たため医療機関を受診して検査を受けた。40代の男女は10代男子の同居家族で濃厚接触者として検査を受けた。いずれも軽症。
久米南町の患者は、20代会社員女性。10日に感染が公表された岡山市の患者の濃厚接触者として検査を受けた。軽症という。
16日は、津山市2人、真庭市5人、岡山市90人、倉敷市42人、総社市21人、備前市4人、新見、玉野市、矢掛、早島町各1人。クラスターの発生は、真庭市と岡山市の高齢者施設、総社市の医療機関。
津山市の患者は、20代会社員男性、50代教職員女性。20代男性は、15日に感染が公表された同市の20代男性の同居家族で、濃厚接触者として検査を受けた。50代女性は感染経路不明で、せきなどの症状が出たため医療機関を受診して検査を受けた。いずれも軽症という。
真庭市の患者は、いずれも高齢者施設のクラスター関係で、職員の20代介護従事者女性と70代医療従事者女性、入所者の80代女性3人。感染経路不明で、いずれも軽症という。
新型コロナ陽性者数
- 2021年5月17日
- 医療・福祉