津山市議会は19日の本会議で、総務文教委員会で可決された、一般会計当初予算案の久米総合文化運動公園市民プール整備にかかる事業費の削除を求める修正案を賛成10、反対14の賛成少数で否決した。新市民プール設置が計画通り着手されることが決まった。
ほとんどの議員が新プールの整備自体には反対していないものの、主に費用が高くなる公認プール基準の付加について議論が割れていた。
質疑・討論では同修正案に対し、勝浦正樹議員が「住民の理解は得られており、各諮問機関の答申を尊重するべき」と反対意見を述べた。
丸尾勝議員、近藤吉一郎議員、秋久憲司議員、末永弘之議員、金田稔久議員が賛成意見を述べた。公認プール基準付加への疑問や、市民への十分な情報発信を求める意見が上がった。
三浦拓議員が9議員の連名で提出した、同プールの整備について市民への情報周知を求める付帯決議案は賛成10、反対14の賛成少数で否決された。