旧暦の七夕に合わせ、岡山県美咲町原田のJR亀甲駅などに「七夕飾り」がお目見えし、真夏の炎天下に涼感を漂わせている。8日まで。
久米郡商工会中央地区運営会議と亀甲商店会が恒例で実施。駅や駅前にある同商工会館にはササ飾りと色鮮やかな吹き流しが、約600メートルの亀甲商店街区の各家にはササ飾り約60本が取り付けられ、一帯を華やかに彩っている。
くくられた色とりどりの短冊や黄色の「黄福ハンカチ」には、「今年も病気にかからず元気に過ごせるように」といった中央かめっこ保育園の園児たちの願いごとが。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したこともあり、「家族みんなでいろいろなところに遊びにいきたい」と書かれたものもあった。
藤井啓輔同商店会長(81)は「風にゆれる短冊や飾り、吹き流しを見て少しでも涼を感じてもらえたら」と話している。