昭和歌謡の名曲次々と HOSPITALS結成10周年記念ライブ 生き生きとした姿で観客魅了/岡山・鏡野町

芸術 昭和歌謡を奏でるHOSPITALSのメンバー=岡山県鏡野町で
昭和歌謡を奏でるHOSPITALSのメンバー=岡山県鏡野町で
         

 岡山県北を中心に活動する音楽バンド「HOSPITALS〜ホスピタルズ〜」の結成10周年記念ライブが22日、苫田郡鏡野町竹田のペスタロッチ館で開かれ、大勢の観客が懐かしい昭和歌謡の名曲などを楽しんだ。

 HOSPITALSは、津山商業高校の同窓生4人が還暦を機に結成。「病院にかかりながらも音楽を楽しみたい」という思いから、現在は男女8人で地域の祭りや音楽イベントなどに出演している。

 第1部では「涙の太陽~夜空の星」を皮切りに、「グッバイ・マイ・ラブ」「M」をしっとりと響かせた。「ルージュの伝言」では観客がリズムに合わせ手拍子をしたり、歌詞を口ずさんだりしながら盛り上がった。

 第2部はメンバーと親交のある音楽バンド「かぐやまひま」と「シゲユミ」の2組がゲスト出演。第3部は「異邦人」「カントリーロード」など耳馴染みのある曲が次々と披露され、大きな拍手が送られた。

 医療関係の土居和子さん(67)=津山市中北下=は「病を抱えながらも生き生きと楽器を演奏する皆さんの姿に、背中を押された気分」と笑顔で話していた。

会場を盛り上げるHOSPITALSのメンバー
会場を盛り上げるHOSPITALSのメンバー


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