第24回「森林(もり)を考える岡山県民のつどい」(同実行委主催)が26日、岡山県津山市大田のグリーンヒルズ津山で開かれ、大勢の家族連れらが多彩な催しを通じて森林保全の大切さ、林業の役割などへ理解を深めた。
テント村では、キーホルダーや箸(はし)作り、ドングリや小枝などを組み合わせた木工教室が人気を集め、親子連れや友人グループがかんなをかけるなど夢中で工作。展示販売コーナーはいすやラックなどの木工品、住宅用の端材などが格安で販売されたほか、ホルモンうどん、黒豆バーガーといったご当地グルメも並び、にぎわった。
木の実や木の端材で時計やすごろく作りに挑戦した一宮小2年の五味愛海さん(7)は「工作をするのが好きなので楽しかった。家に飾りたい」。母親の康世さん(44)は「自分だけのオリジナル作品を作れて良い思い出になった」と話していた。
リージョンセンターでは林野庁次長の小坂善太郎氏が「森林・木材の持続的循環利用に向けて」と題して基調講演。聴講者にはブルーベリーの苗木プレゼントもあった。