来年の辰(たつ)年にちなんだ「干支(えと)展」が岡山県津山市の「うき草や」で開かれ、創意あふれる工芸作品が訪れる愛好者らの目を楽しませている。12月3日まで。
同市や同県美咲町、赤磐市などの工芸家9人による約170点を展示。竹細工や焼き物、古布、金属、磨研土器といったさまざまな素材を生かし、うねるような姿やひょうきんな顔など個性的な竜たちが並ぶ。さらに福祉作業所「どんぐり工房」で作られたさをり織りとフェルト生地の鮮やかな張り絵も目を引く。
店主の金田美智子さんは「津山地域やゆかりの作家紹介を兼ねた恒例の展示。気軽に見に来てほしい」とアピールしている。午前10時半〜午後5時(月、火曜日定休)。