東浩子さん「『奇跡の牛』元気くんブロンズ像制作プロジェクト」に20万円を寄付/岡山・勝央町

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 プロゴルファーの東浩子さん(28)=岡山県勝田郡勝央町在住=が29日、同町の「『奇跡の牛』元気くん(※メモ)ブロンズ像制作プロジェクト」に賛同し、町に20万円を寄付した。
 同プロジェクトは、勝央町岡のファーマーズマーケット・ノースヴィレッジで今年1月14日、21歳で死亡した「元気くん」の奇跡と功績を残そうと来年の干支(えと)の丑(うし)年に合わせて町が像の制作を企画。クラウドファンディングを用いたふるさと納税、募金、企業版ふるさと納税で寄付金を募り、現在約300万円(目標額700万円)が集まっている。
 この日は、勝間田の町役場を東さんが訪問。水嶋淳治町長に「町出身のアスリートとして、町のためになることをしたいとずっと思っていた。小さいころから勇気をもらっていた元気くんのプロジェクトを町のホームページで知り、寄付を決めた」とあいさつし、目録を手渡した。水嶋町長は「お気持ちは大変ありがたい。新型コロナウイルスのため試合が中止になっているが、いつ再開しても万全で臨めるよう、しっかりと頑張っていただきたい。応援しています」と礼を述べ、町のマスコットキャラクター・きんとくんがついたヘッドカバーを、また、しょうおう志援協会から「勝」にちなんだ手ぬぐいやうちわなどのグッズの詰め合わせも贈った。
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水嶋町長に目録を手渡す東さん
【元気くん】生後6カ月だった1998年10月の台風10号で金屋の石岡牧場から流され、約90キロ離れた瀬戸内海の黄島で奇跡的に見つかり、生還後は同町岡のノースヴィレッジで行楽客の人気者になっていた。交雑種としては国内最高齢の21歳9カ月、人間なら105歳相当になるという。


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