東真産業 クーベルチュールチョコレート商品化

経済・産業 東真産業 クーベルチュールチョコレート商品化
東真産業 クーベルチュールチョコレート商品化
         

 ガソリンスタンド運営事業などの東真産業(本社・岡山県真庭市勝山)は、北房地域の自社農園で生産したニューピオーネを使ったクーベルチュールチョコレートを商品化した。バレンタインデーに向けた商戦が本格化する中、消費者の注目を集めている。
 チョコレート製造・販売のヒルゼンミルキー(同市蒜山上徳山)と共同開発。低温でじっくり乾燥させたニューピオーネと、味のアクセントとなるユズをトッピング。チョコは、カカオバターが多く含まれた滑らかな舌触りになっており、素材の風味や甘みと程良く溶け合っているという。
 価格は600円(税抜き)。御前酒蔵元辻本店直営の「NISHIKURA」(同市勝山)や真庭あぐりガーデン(同市中)で限定販売しており、材料が無くなり次第販売終了となる。東真産業の澤木正俊次長は「農法にもこだわったおいしいブドウを使用しているので、ぜひ味わってほしい。商品が地域活性につながればといい」と話している。
 同社は2015年に「花笑み農園」を立ち上げ、16年から市内外の企業と商品開発に取り組んでいる。これまでに大興産業(井原市)と「飲めるぶどう酢」を、美作ビアワークス(真庭市江川)とピオーネを原材料にしたビールなどを手がけた。

新商品「ピオーネとゆずのクーベルチュールチョコレート」


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