岡山県勝田郡奈義町が全町民に給付した緊急地域経済活性化対策事業について、森藤政憲同町議(共産)が20日、「ナギフトカード」を利用したポイント付与に問題があるとして、別方法での増額給付を求める申入書を奥正親町長に提出した。
主な内容は∇約1500人は1度もカードを使用しておらず、規約を承認していない。カード会員ではないため、付与はできない∇ナギフトカードが使えない20店舗以上の業者があり不平等などとして、中止して第2弾を併せ1人当たり1万円にし、生活応援券の発行か現金給付などで行うよう求めている。
奥町長は「カード交付を受けた町民は会員であり、今回付与した電子マネーの利用にまったく問題はない」としている。
同町情報企画課によると、ナギフトカードは一昨年4月、全町民に発行し今月10日現在、5820人が所有。うち1469人はこれまで1度も使用していないという。
森藤奈義町議、緊急地域経済活性化対策事業についての申入書を奥町長に提出/岡山・奈義町
- 2020年4月21日
- 行政・公共