「山野草趣味の会」秋の展示会が19、20の両日、岡山県勝田郡奈義町高円の那岐山麓山の駅いろり家で開かれ、楚々(そそ)とした草花が来場者の目を楽しませている。
愛好家でつくる同会(山本範廣会長)の8人が見ごろを迎えた約80点を並べた。ギボウシやダイモンジソウ、コマユミ、ナツハゼ、カワラナデシコなどかれんな山野草が会場を彩り、コケをあしらった寄せ植え、石付けも野趣を醸す。訪れた人たちは季節感を感じさせる一点一点をじっくりと観賞している。
即売も行っており、山本会長は「秋の草花を多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。