横野滝 名物「そうめん流し」営業開始

経済・産業
もみじ亭で流しそうめんを楽しむ人たち
         

 横野滝(上横野)の食事どころ「もみじ亭」が、名物「そうめん流し」の営業を4月30日から開始し、ゴールデンウイーク中は一足早く夏の風物詩を味わう観光客らでにぎわった。
 昨年は新型コロナの影響で約2カ月遅れの営業開始だったが、今年は例年通り。子どもの日の5日も天候に恵まれ、始まる正午には行列ができていた。席についた人たちは、青竹のといを流れる沢水からそうめんをすくい上げ、味わっていた。
 夫婦で来ていた、5年ぶりだという岡山市南区の会社員・小松原悠樹さん(38)は「久しぶりの遠出。新緑がきれいでそうめんもおいしくて最高ですね」と話していた。
 そうめん流しは例年、滝開きとともに再開しているが、滝開きは3年連続で新型コロナを考慮して中止に。オーナーの津本憲憲一さん(74)は「好天に恵まれ、無事にスタートできた。コロナ前に比べると人出は2〜3割だが、多くの人たちに楽しんで頂いて良かった。ジンギスカンもご好評をいただいており、美しい自然のなかで食事を楽しんでいただけたら」と話している。
 そうめん流しは11月末までで時間は正午から午後4時(3時オーダーストップ)、不定休、6月までは土日祝のみ。ジンギスカンは予約制で年中受け付けている。
 問い合わせは、もみじ亭(☎㉗2644)。

(写真)二の滝を散策する家族連れ


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