端午の節句にちなんだ展示が岡山県津山市の勝北公民館ロビーで開かれ、華やかな武者人形などが来場者の目を楽しませている。5月7日まで。
勝北文化協会(上高進会長)が昨年に続いて地域住民から借り受けた15点を出展。
きらびやかな装飾のよろいかぶとを身に着けた武者人形、勇ましい武者と白馬、陣太鼓などの豪華な段飾りも目を引く。さらに津山ねり天神(県郷土伝統的工芸品)、張子の虎、こいのぼりもある。
「昔はこの時季に金太郎などの人形を飾ったもの。懐かしいものもあるが、5月人形の段飾りは初めて見た」と新野山形の末田幸子さん(81)。
上高会長(73)=西上=は「出品した家庭ではもう役目を終えたが、どれも男児の健やかな成長を願って職人らが精魂込めた人形や作品」と話している。
午前9時~午後6時。月曜日休館。