中四国農政局が30日に発表した県内の水稲の作況指数(15日現在)は「平年並み」の100で、前年同期と比べて1ポイント上昇した。10㌃当たりの予想収量は526㌔(前年同期517㌔)。今秋は害虫のトビイロウンカの被害拡大が懸念されており、注意を喚起している
指数は、わせ品種が大半を占める県中北部が100、同予想収量は515㌔。なかて、おくて品種中心の県南部は99、同予想収量は532㌔で、いずれも「平年並み」。
県全体の主食用作付け見込み面積は2万8900㌶で、予想収穫量は15万2000㌧。刈り取り済みの水田は中北部44%、南部9%。
県は8月下旬、県全域にトビイロウンカの病害虫予察警報を発令。9月には防除徹底や早期収穫を促す発表をしている。
水稲作況指数
- 2020年10月2日
- 経済・産業