津山中央ロータリークラブ(RC、寺坂磨哉会長)は、「アートな公園づくりプロジェクト」として、ベンチ2基をグリーンヒルズ津山=岡山県津山市大田=に設置し、16日、津山市に寄贈した。ベンチの装飾タイル20枚は、児童養護施設・立正青葉学園の子どもたちと一緒に作った。
ロータリー財団地区補助金を受けて実施。四季折々の公園の景色を楽しみながら、散策時の休憩に使ってもらおうと贈った。モダンな形のベンチ(長さ1.2メートル)には、学園の子どもたちと製作したハート形やクローバー形のモザイク調のデザインを施したタイル(10センチ角)を装飾。同RCが植樹した河津桜の並木が眺められる場所に設置した。
贈呈式で寺坂会長が「携わった学園の子どもたちに将来、ものを作ることの大切さを再確認してもらえれば」とあいさつ。山本将司市都市建設部長が市長のメッセージを代読し「利便性と快適性の向上につながり、公園の魅力を一層高められる。みなさんの郷土愛あふれる活動に感謝したい」と礼を述べた。