神谷昇子絵画教室の第12回「Lemonの会展」がくらやアートホール=岡山県津山市沼=で開かれ、油彩や水彩などの意欲作が来館者の目を楽しませている。1日まで。
洋画講師の神谷さん=津山市上横野=と市内の教室で制作に励む愛好者16人が近作約80点を出展。
油彩は、錦秋に染まる大山、早春の恩原湖畔、沖縄の海、夢のイメージといったモチーフが柔らかなタッチやラフな筆遣いで描かれている。水彩では淡いにじみがみずみずしいかご盛りの果物、漁港の風景、愛らしいインコも印象的。
さらに八重ツバキ、ダリアといった花々のパステル画も目を引き、アクリル画、鉛筆デッサンも並ぶ。
神谷さんは「熱心に制作に取り組む中で、それぞれにセンスや持ち味がよく表現されている。多くの方に見てほしい」と話している。