津山まちなかカレッジの講座「2021津山まちなかカレッジSDGs(持続可能な開発目標)フォーラム」が12日、オンライン上で開かれた。新型コロナウイルス収束後の経済ついて講演や討論会が行われ、参加者は働き方や将来像について学んだ。
Web会議システムを利用して、国内外に住む企業経営者や人事担当、学生ら約100人が参加。岡山大学の横井篤文上席副学長が講師を務め、国連が掲げるSDGsとアフターコロナをテーマに話した。
「健在な社会の上に経済が成り立つ。誰もが幸せ感じる将来に向けて、ポストコロナ社会の中で明確な目標や夢、志を持つ必要がある」と前置き。「現状のままSDGsに取り組むだけでは解決しない。行動を起こすために必要な考え方や方法、はっきりと想像できる未来像など精神的な方針が示されていない」と指摘した。SDGsを実現するために行動できる人材を育成するESD(持続可能な開発のための教育)の必要性を呼びかけた。
その後、津山、岡山市内で就職、起業した人たちが「岡山で働く」をテーマにどんな人材や企業が求められるのかなど意見を出し合った。
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オンラインで開かれた講座
津山 SDGs フォーラム