「津山さくらまつり」(同実行委主催)が26日、山下の津山城(鶴山公園)を主会場に開幕した。新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しながら、ご当地グルメの出店やステージイベント、初の打ち上げ花火など、多彩なイベントを繰り広げる。10日まで。
あいにくの雨のため、オープニングセレモニー前の津山情緒保存会の手踊りは中止となり、関係者によるテープカットなどで開会を祝った。ソメイヨシノの開花宣言はまだ出ていないものの、桜の馬場では神代曙などがひと足早くほころび始めており、訪れた人たちが写真撮影するなどして楽しんでいる。
「美作のご当地グルメ」の出店やステージイベントなどを開く。2、9日の午後8時からは打ち上げ花火を行い、夜桜との共演が魅了する。備中櫓(やぐら)の夜間特別開園は1〜3日と9日の午後9時まで。期間中、モミジ谷では約2万5000球のイルミネーション「津山城ナリエ」(午後6〜10時)を行う。
9日午後1時半からは、あばれる君の爆笑お笑いライブ。同日午後7時からの「夜桜スペシャルステージ」では、市出身の和太鼓奏者・坂本雅幸さんとロックバンド「ザ・ブルーハーツ」の元ドラマー・梶原徹也さん、篠笛演奏家・阿部一成さんが共演する。
体験イベントでは本丸広場に忍者迷路が登場。1、2、3、9、10日は手裏剣体験イベントもある。
問い合わせは、市観光協会(■223310)。
津山さくらまつり
- 2022年3月26日
- イベント