大谷の津山まなびの鉄道館では、開館5周年を記念した「扇形こどもまつり」(市観光協会主催)が始まり、初日の29日は家族連れら177人が催しを満喫した。
まなびルームには鉄道模型を操作できるジオラマ展示コーナーが設置され、約14㍍のレールの上で、80分の1スケールの特急列車「サンダーバード」、国鉄485系、貨物列車などの模型を走らせている。スタッフから手順を教わった子どもたちはコントローラーを扱いながら、お気に入りの車両を動かして楽しんでいた。
同館に来るのは4回目という鉄道ファンの渡邉潤人君(11)=岡山市=は「新型コロナウイルスの影響で県外の観光地に行けないけど、思いきり楽しめた」とにっこり。母親の明子さん(51)は「子どもとふれあう良い機会になった」と話した。
このほか、イギリスの機関車キャラクターのロードトレインで館内を周遊するツアーをはじめ、1日からは転車台の回転実演、2日から高所作業車に乗って上空から景色を眺めるスカイビューイングを実施する。また、来館者には記念品のエコバッグセットをプレゼントしている。
津山まなびの鉄道館 開館5周年記念 「扇形こどもまつり」
- 2021年4月30日
- イベント