「津山モラロジー事務所の仲間とその仲間達の趣味と特技のお披露目展示会」が14日、田町の城西浪漫館で始まった。60〜90代の出展者それぞれの個性と才能を生かした多彩な意欲作が来館者の目を楽しませている。16日まで。
同事務所が主催する道徳、倫理セミナーに参加しているメンバーやその家族ら約50人が約150点を出展。写真、墨絵、絵画、生け花、俳句など日ごろ趣味として楽しんで作った作品を展示している。
2階の会場には、夜にしか咲かない「ゲッカビジン」の花をはじめ、四季折々の風景を収めた写真、赤富士や野菜、動物を描いた墨痕鮮やかな「墨絵」、山野草を本物さながらに模した粘土細工、色鮮やかで美しい花々が目を引く生け花など趣向を凝らした快作が並ぶ。みずみずしく、淡い色彩が際立つ93歳女性の水彩画、スズメの愛らしい姿を詠んだ97歳女性の俳句もあり、訪れた人は足を止めて眺めていた。
同事務所は「作品を通して交流を深め、仲間づくりのきっかけになればうれしい。切り絵やステンドグラス、さまざまなジャンルの力作が見られるぜひ来てほしい」とPRしている。
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それぞれの個性と才能を生かした多彩な作品が並ぶ会場
津山モラロジー事務所の仲間とその仲間達の趣味と特技のお披露目展示会