岡山県津山市観光協会は、新たな土産物として津山名物の「干し肉」を玄米と炊き込んだ缶詰「干し肉駅弁缶」を作り、13日から数量限定で販売を始めた。
津山市の食肉文化を広めようと、観光庁と市の補助金を活用して開発。炙り屋ぼっけもん(同市伏見町)から仕入れた干し肉を使い、小売店舗運営などを手掛けるコンタン(東京都)が製造した。
駅弁缶は、牛肉のうまみがしみ込んだ国産玄米の炊き込みご飯の上に、干し肉のスライス、ニンジン、ゴボウをトッピング。パッケージには津山まなびの鉄道館の扇形機関車庫のデザインをあしらった。
内容量は160グラムで950円(税込み)。缶のまま5分ほど湯せんすると、よりおいしく食べられるという。
同協会は「干し肉のうまみが詰まった駅弁缶を味わって、津山の魅力を知ってほしい」とPRしている。
津山まなびの鉄道館や津山観光センターなどで取り扱っている。問い合わせは、市観光協会(0868-22-3310)。