岡山県津山市のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで2日、「市小・中学校教育美術展」(市学校教育研究センター図画工作部会・美術部会主催)が始まった。市立小中学校計35校の児童・生徒たちの感性豊かな力作が来場者の目を楽しませている。4日まで。
授業で制作した計1135点を展示。漢字一文字にイラストを添えたレタリング作品「絵文字」や、「自分のなりたい職業」をテーマに作った紙粘土製の人形をはじめ、自画像やデザイン画、篆(てん)刻、版画、木工、絵画といった多種多様な作品が並ぶ。
津山の四季を繊細に粘土で表現した和菓子や、企業ロゴをあしらったマグカップなどの意欲作も目を引く。
同センター推進委員の川端貴久さん(北陵中学校教諭)は「子どもたちの工夫を凝らした個性豊かな作品に触れてみてほしい」と話している。
午前10時〜午後6時(入場は午後5時半まで)。