津山市小中学校教育美術展”児童、生徒の感性豊かな力作一堂に” 

教育・保育・学校 子どもたちの個性が光る作品が並ぶ会場
子どもたちの個性が光る作品が並ぶ会場
         

 本年度「津山市小・中学校教育美術展」(市学校教育研究センター図画工作部会・美術部会主催)が3日、津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホール(岡山県津山市)で始まった。市立小中学校全35校の児童・生徒たちの感性豊かな力作が来場者の目を楽しませている。5日まで。
 授業で制作した計1145点を展示。漢字一文字にイラストを添えたレタリング作品「絵文字」、「自分のなりたい職業」をテーマに作った紙粘土製の人形をはじめ、自画像やデザイン画、抽象画、ランプシェード、風鈴、木工、絵画といった多種多様な作品が並ぶ。石をやすりで削るところから始め、約3か月で完成させた中学3年生制作の「篆(てん)刻」など、地道な努力がうかがえる意欲作も目を引く。
 図画工作部会・宗森研介会長(中正小学校長)は「個性が光る生き生きとした作品ばかり。ぜひ見に来て子どもたちの自由な発想に触れてみてほしい」と話している。
 同展は、子どもたちの一年の学習の成果を発表する場として毎年開催いる。時間は午前10時〜午後6時(入場は午後5時半まで)。


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