津山市は12日、第29回「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を山北の市役所で開いた。県の協力要請を受け、市有施設の利用について14日から31日まで、新規予約は受け付けないことや市内の人に限るといった方針を承認した。
利用制限はほかに▽夜8時までの利用とする▽大声を出す(カラオケなど)、飲食を伴うなど感染リスクの高い活動を伴う利用は許可しない―など。また同期間中、市立図書館や中央公民館での行事を中止、小学校での芸術鑑賞会を中止・延期することと報告した。
感染拡大防のため、▽風邪の症状(けん怠感、咽頭痛など)がある場合は発熱がなくても、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診し、通勤・通学、外出を止める▽日中も含めた不要不急の外出を自粛する▽県外との不要不急の往来は極力控える▽地域で集まって行う会食やカラオケなどは自粛する▽イベントは、市外から参加が見込まれる、飲食を伴う、大声を出すものなどは自粛する―といったポイントを改定し、呼びかける。
施設入所者以外の高齢者のワクチン接種会場については、個別接種が市内50医療機関、集団接種は津山中央病院(23日〜毎週日曜)に加えて津山第一病院(6月6日〜毎週日曜)でも行われる。集団接種の予約状況は、予約が始まった10日が129件、11日166件(津山中央病院207件、津山第一病院88件)を受け付けた
津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議
- 2021年5月13日
- 行政・公共