津山市社会福祉協議会と津山青年会議所(JC)は26日、災害発生時に相互協力する災害ネットワーク協定を締結した。津山市総合福祉会館で調印式があり、市社協の小山了会長(75)と津山JCの橋本安弘理事長(40)が協定書を交わした。
両者はさまざまな取り組みや情報交換を重ねており、津山JCが「今後も災害時の相互協力を継続的に行いたい」と働きかけた。
協定では、地震や風水害の被害が発生した場合、津山JCは市社協から情報提供を受け、全国組織である日本JCのネットワークを活用し、支援物資の調達や人員派遣などを行う。また津山市災害ボランティアセンターや他市町村災害ボランティアセンター開設時の運営支援に取り組む。
調印式で橋本理事長は「しっかりとパートナーシップを組んで、有事の際は迅速に動ける体制を構築したい」とあいさつ。小山会長は「力強く感じている。より実行性のあるものになるよう連携を密にしていきたい」と話していた。
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協定書を手にする市社協の小山会長(左)と津山JCの橋本理事長
津山市社会福祉協議会と津山青年会議所、災害発生時に相互協力する災害ネットワーク協定を締結/岡山・津山市
- 2020年8月27日
- 天候・災害